大間からマグロとともに築地市場に届いた氷詰めの死体。

婚約破棄された上に、ダニ研究の仕事までリストラされた桐野真衣(32歳)。

【アメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)最優秀長篇賞受賞 『ミスティック・リバー』の巨匠がアメリカ裏面史を描く大作 】 禁酒法時代末期のボストン。

日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞 寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。

同心の息子で臆病者の夏之助と、与力の娘でしっかり者の早苗。

北海道日高山脈の王“羆”―。真冬にカメラマンが下山しないことで、物語は始まる。

13世紀、フランス。“天啓”を受けた羊飼いの少年・エティエンヌの下へ集った数多の少年少女。

信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死。東京から葬儀に訪れた孫の医師、桂木優二は、自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。

戦後、日本は南北に分断され、北海道は独立国家となった。―平世21年。

大学生の望月良夫は愛車のデミオ運転中に、 偶然会った女優の翠を目的地へ送り届けることに。 だが翌日、翠は事故死する。

フランスのとある田舎町の元領主ゴラーズ家に嫁いできた女。

杉下右京のもとに届けられた1通の封筒。

北朝鮮が、日本に向けた中距離弾道ミサイルに燃料注入を開始した。中身は核なのか。

『公開処刑人 森のくまさん』でスマッシュヒットを飛ばしている著者の第2作目です! 高校生がいじめを苦に自殺した問題で、マスコミが騒いでいる。

何者かによる動物虐待で愛犬・リクを失った中学一年生の向井光一は、同級生の原村沙紗と犯人捜しをはじめる。

世界一の純情は、彼女に届くのか? 俺とマコトは小学校時代からの腐れ縁だ。

―うちの理生ときたら、高校生になったというのに、泣き虫で弱虫でこまったもんだ。やれやれ、おれがなんとかしてやるか―。

冬はどこまでも白い雪が降り積もり、重い灰白色の雲に覆われる町に暮らす高校生の小柚子と弥子。

十津川警部の妻・直子に、京都K女子大同窓会の招待状が届く。同期の金井富美が、日本画の賞を受賞したお祝いだという。

何気ない会話や行動を「フラグ」として認識し、ありきたりな日常をドラマチックに変えてしまう謎の装置“フラッガーシステム”。

田舎町に暮らしていたナルナは、巡礼者の推薦を受け、少年皇候補を育成する学園、通称・バラ学に入学する。

実の父である徳川家康に毒殺された悲劇の猛将結城秀康。

日本橋小網町河岸にある船宿「川澄」は、吉原に繰り出す客だけでなく、商談や休憩客で賑わい大繁盛。

産む、育てる、食べる、生き抜く。その意味は、3月11日に変わってしまった。

何気ない会話や行動を「フラグ」として認識し、ありきたりな日常をドラマチックに変えてしまう謎の装置“フラッガーシステム”。

おおらかな夫、お気に入りのマンション、やりがいのある仕事。

表は堅気のお人好し、裏は差配も店子も凄腕の悪党が揃う「善人長屋」。

20世紀末に突如都市部を襲った天災から数十年後、震災復興のため首都湾岸地域に誘致された大規模なカジノ特区に、客寄せで作られたサーカス団。

20世紀末に突如都市部を襲った天災から数十年後、震災復興のため首都湾岸地域に誘致された大規模なカジノ特区に、客寄せで作られたサーカス団。

【目次】 【巻頭カラー口絵】一九三〇年代の作品群 『横溝正史研究』4の刊行に寄せて―紀田順一郎 特集●横溝正史の一九三〇年代―『鬼火』から『真珠郎』まで インタビュー◆「上諏訪時代の横溝正史」横溝亮一氏+高松子氏 再録◆「上諏訪時代のこと

深夜の警邏中、京都府警の警官二人は公園で格闘する二人の男を発見。「警察だ。

便利屋探偵、椎名啓輔は元ボクサーである。

県警捜査一課から長浦南署への異動が決まった澤村。

『彼女』の生首をハチ公前に置いて半年―僕にはなぜか事件が寄ってくる。

今野真弓、27歳。夫は34歳の泥棒。